Mozilla Flux

Mozilla関係の情報に特化したブログです。

Firefox

Firefox 63に複数タブの選択・操作機能が実装される見込み

Firefox 56まで、複数のタブを選択してそれらをブックマークしたり、選択したタブ以外を閉じたりする操作は、拡張機能を導入することによって実現できていた。だが、Firefox Quantumのリリースに伴い、WebExtensionsベースの拡張機能は本体の操作とシームレ…

タブの切り替えをスムーズにするTab Warming機能について(Firefox 61以降)

Windows版・Linux版Firefox 61では、Tab Warmingと呼ばれる機能が有効化されている(Bug 1456602)*1。タブを切り替える前にいわばウォームアップを済ませておく機能で、ユーザーに見えないところで処理を先取りするため、結果的にタブの切り替え処理が速く…

タブのダブルクリックで現在表示させているタブを閉じる小技(Firefox 61以降)

Firefox 61以降、以下の手順で本体の設定を変更すると、タブのダブルクリックによって現在表示させている(=アクティブな)タブを閉じることができる(Bug 1435142)。 アドレスバーに"about:config"と打ち込んでページを開き、「動作保証対象外になります…

Firefox 61でRetained Display Listsが段階的に有効化

Firefox 61のリリース後、当初は無効となっているRetained Display Lists(以下RDL)という機能が有効化されていく(Bug 1467514)。現在の計画では、リリースの2日後にまず25%のユーザーが対象となる。1週間様子を見てから対象を50%に拡大し、さらに1週間…

2019年のFirefoxのリリース予定日

通常版のFirefoxは年に7回、ESR(延長サポート版)は年に1回、メジャーアップデートが実施される。アップデートのリリース間隔は6週間に固定されない変則的なものなので、Mozillaは早い段階でスケジュールを明らかにして、ユーザーがアップデートに備えた計…

Firefox 60の性能は1年前とは別物 Chromeを視界に捉える

当ブログでは、Firefoxの延長サポート版(ESR)のメジャーアップデート時期を開発の区切りとみて、Web上で実行可能なベンチマークの測定結果を公開している。今回は、Firefox 60のパフォーマンスをFirefox 52およびChrome 66と比較する。検証を行った具体的…

Firefox 60以降でもMozilla Add-ons(AMO)上で拡張機能を動作させる裏技

Firefox 57以降、初期設定のままだと拡張機能はMozilla Add-ons(AMO)などMozillaが運用するWebサイト上で動作しない。悪意ある拡張機能にMozillaの信用性を利用されないための措置だが、拡張機能の使い勝手は当然落ちる。マウスジェスチャが使えないだけで…

Firefox Quantumのイースター・エッグ

今さらではあるが、Firefox 57以降を対象としたイースター・エッグの存在が判明したので紹介しておきたい(Bug 1405009)。Firefox Quantumの新UI(Photon)では、オプション画面に検索機能が付いており、検索文字列と一致する項目をピックアップしてくれる…

Firefox QuantumのOff Main Thread Painting(OMTP)とRetained Display Listsについて

Windows版Firefox 58でOMTPが有効化 Firefox 58ではWindows版に限って、以前紹介したOff Main Thread Painting(OMTP)と呼ばれる機能が有効化されている(Bug 1403935)。このOMTPに対し、画像処理に関するものだという誤解が一部にあるようなので、その誤…

マウスホイールでページをスクロールする際の小技(Firefox 58以降)

Firefox 58がリリースされ、既に手動アップデートが可能な状況になっている。パフォーマンスの向上については別記事を参照していただくとして、ここではマウスホイールでページをスクロールする際の小技を2つ取り上げたい。どちらもFirefox 58で実装された機…

Firefox 58でWebAssemblyの起動を大幅に高速化

WebAssemblyは既にメジャーなブラウザすべてでサポートされており、その用途も、たとえばGoogle Earthが移植されるなど、ゲームに限られなくなってきている。もっとも、これまではダウンロード後のコンパイルに時間がかかるという問題があった。Firefox 58で…

Firefoxのパスワードマネージャーを刷新するLockboxプロジェクトが本格始動中

Firefoxにはパスワードマネージャー機能が搭載されており、Webサイトへのアクセスに利用するユーザー名とパスワードを安全に保存して、同じサイトに再びアクセスした際にそのアカウント情報を自動的に入力してくれる。このパスワードマネージャーの全面的な…

次のFirefox ESRはバージョン59ではなく60 その影響を探る

Firefox ESR(延長サポート版)は年に1回、メジャーアップデートが実施される。その時期には法則性があって、Firefoxのバージョン番号から10を引くと7の倍数になる。直近だとFirefox 52なわけだが、最初のESRがバージョン10からスタートしたため、こうした中…

日本語版Firefox 58では初期登録のフィードリーダーが3つに

以前の記事で紹介したように、日本語版Firefox 57において初期登録のフィードリーダーが大幅に変更された。具体的には、Live Dwango Reader(LDR)が削除された一方で、AOL Reader、Feedly、Feed WatcherおよびInoreaderが追加された(Bug 1383654)。しかし…

Firefox 58以降も続く高速化と応答性向上 2018年もパフォーマンス2倍が目標

2018年も飛躍的進歩へ Firefox Quantumのリリースは大きな注目を集め、そのスピードの速さと軽快さは、多くのユーザーから驚きをもって迎えられている。一方、非難の声が一部にあるのも事実だ。いわく、Chromeと同程度の速度でChrome互換の拡張機能が使える…

Windows版Firefox Quantumではてなブックマーク拡張の日本語入力がおかしくなる問題の一時的な回避策

2017年10月18日にはてなブックマークFirefox拡張がバージョン3.0.0へとアップデートされ(最新バージョンは3.0.2)、Firefox Quantum以降に対応するようになった。ところが、Windows版Firefox Quantumで日本語入力がおかしくなる問題が発生している。具体的…

Firefox Quantumでトラッキング防止機能の全面有効化が可能に

トラッキング防止の新設定 Firefox 42以降、プライベートブラウジングモードではトラッキング防止機能が有効化されるようになっているが、Firefox Quantumでは通常モードでもこの機能を有効化する設定が追加された(Bug 1393627)。トラッキング防止機能を有…

旧式拡張機能からの移行例

新形式の長所と短所 Firefox Quantumでは旧式の拡張機能が一切使えないようになっており、サポートされるのはChromeの拡張機能と共通する部分の多い新形式(WebExtensions)のものだけだ。Firefox 56以前で使用していた拡張機能が既にこの新形式に移行してい…

Firefox Quantum高速化の一翼を担うQuantum CSS

デスクトップ版Firefox Quantumでは、Quantum CSS(別名Stylo)と呼ばれる新しいCSSエンジンが初期設定で有効化されている(Bug 1330412)。CSSエンジンはレンダリングエンジンの構成要素の1つで、CSSパーサーとスタイルシステムから成り、HTMLパーサーが生…

タブバー上の人型アイコンを消す(追記あり)

Firefox 57以降、アクセシビリティサービスが有効になっている環境では、タブバー上にその旨を示すインジケーターが表示されるようになっている(Bug 1383051)。インジケーターは人型のアイコンであり、色合いが背景と違うのでけっこう目立つ。タブバー上の…

Firefox QuantumでThe Book of Mozillaも新章へ

Firefoxにはその前身であるNetscape Navigatorの時代から、about:mozillaのページに『モジラ書(The Book of Mozilla)』の一節を表示するイースター・エッグがある。文章が更新されるのは開発にとって大きな節目の時期となっており、Firefox Quantumもその…

ブックマークからタブを開く際の隠し設定(Firefox 57以降)

Firefox Quantumは旧式の拡張機能がサポートされなくなるバージョンであり、本体の挙動をカスタマイズする拡張機能が動かなくなるケースも少なくないだろう。Mozillaも対策として、タブのコンテキストメニューにタブを複製する項目を追加したりしている。今…

Firefox Quantum雑感

"Firefox Quantum"という名称 Mozillaの公式ブログその他を読むとFirefox QuantumはFirefox 57「だけ」の別名に見えるが、実際には数バージョンにわたって使用される名称だ。Photon UIのブラッシュアップはFirefox 59の開発サイクルが終わるまで続くという話…

Firefox 56で設定画面を改編 個別設定の検索も可能に

Firefox 56では「オプション」と呼ばれる設定画面(about:preferences)が大幅に変更される。従来8つあったカテゴリーが4つに再編され、これに伴って項目もあちこちに移動しているのだ(Bug 1365133)。2015年5月のFirefox 38で設定画面がタブ化された際も、…

Firefox 55で刷新されたインストールプロセス Firefox 57でさらに改善へ

Firefoxを常用していると気付きにくいが、Firefox 55のリリースに伴ってMozillaはユーザーのインストールプロセスを刷新した。ここでいうインストールプロセスとは、ユーザーがデスクトップ版FirefoxのダウンロードページをクリックしてからFirefoxの初回起…

MozillaがWindows向けFirefox 56.0に対し64bit版56.0.1への自動アップデートを提供予定

Windows向けFirefoxの64ビット化は、今、最終段階に差しかかっている。2017年9月28日(米国時間)にFirefox 56.0がリリースされた後、同年10月中には64bit版56.0.1への自動アップデートが提供される(Bug 1274659)。これにより、4GB以上のメモリを搭載した…

日本語版Firefoxに初期登録されるフィードリーダーをどうするか(再追記あり)

Firefoxでフィードの購読画面を開くと、ライブブックマークのほかにWebベースのフィードリーダーを選択できる。日本語版Firefox 55の場合、選択肢はLive Dwango Reader(LDR)のみだが、LDRは2017年8月31日にサービスが終了した。これに伴い、Firefoxの初期…

FirefoxのFlash無効化は2019年4月ころの見通し

Firefox 55がリリースされてしばらく経つが、Adobe Flashプラグインに関し、本記事執筆時点で5%のユーザーが「実行時に確認する」の初期設定になっている(Bug 1372237参照)。Flashコンテンツの再生・実行時にユーザーのクリックまたはタップが要求される…

「スクショ」を通じたページの共有を促すFirefox Screenshots

Firefox 55にはシステムアドオンの形式で新しいスクリーンショット機能が提供されており、その名をFirefox Screenshotsという。窓の杜の記事「『Firefox 55』で追加されたスクリーンショット機能が便利! ~有効化する方法を紹介」で取り上げられていたので…

Windows版Firefox 57で既定の日本語フォントをメイリオに変更

Windows版Firefox 57では、対象言語が日本語の場合におけるゴシック体(Sans-serif)の既定のフォントが「メイリオ」に、明朝体(Serif)の既定のフォントが「游明朝」に変更される(Bug 1354004)。これまで、ゴシック体は「MS Pゴシック」、明朝体は「…