Mozilla Flux

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Glodaが働いていればこんな検索ができる

Thunderbird 3.0 Beta 4でオンになるものの、日本語には未対応のGlodaデータベース。もちろんデータベースがあるだけではダメで、集積された情報をどう活かすかが問われるわけだが、いよいよその形が見えてきた。

visophyte: data made shiny『So’s your facet: Faceted global search for Mozilla Thunderbird』が完成間近の検索結果画面を載せている。

まず、検索結果は検索語との関連性が強いものから順に表示される。Thunderbird 2ではヒットした順に並んでいるだけだったから、この点だけでも進歩だ。

そこからさらにフィルタリングや絞り込みを行えるのが新検索システムの長所である。自分宛に送られてきたものか、それとも自分から送信したものか。スターは付いているか。添付ファイルの有無は。こうしたフィルタリングに加え、差出人/フォルダ/タグで絞り込めるため、かなりのところまで特定できるはずだ。ちなみに、書くまでもないかもしれないが、フォルダで絞り込めるということは逆に、Thunderbird 2と違ってフォルダ横断的な検索がデフォルトであることを意味している。

また、画面の右上には時期を示すグラフが出る。ヒットしたメールがいつごろのものかを直感的に把握でき、より探しやすくなるだろう。

これで日本語が通れば手放しで褒められたのだが、そうでなくて残念。Thunderbird 3.1ではこんな感じになるということで。