Mozilla Flux

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IMAPアカウントの全フォルダにメッセージフィルタを適用する方法

crowder’s blog『IMAP filters』に載ってたのでメモ。ただし、Thunderbird 3.0(Tb3)以降が対象。通常は受信トレイにしか適用されないメッセージフィルタを、いちいち「フォルダにフィルタを適用」しなくても各フォルダに適用されるようにする。やり方は、about:configに次の設定を追加。

mail.server.default.applyIncomingFilters = “true”

Tb3ではオプションパネルからabout:configを呼び出せなくなってるみたいだ。[呼びだしにくい。ツール > オプション > 詳細 > 一般 > 「高度な設定」内の設定エディタボタンという手順を踏む必要がある。また、テーマによってはボタンが隠れてしまう。]なのでアドオンを使うのが手っ取り早い。
(同日追記)コメント欄の指摘を受けて修正。

  1. WAT (WebApplicationTab)またはViewAboutをインストール。再起動後、アドオンの機能を利用してabout:configを呼びだす。
  2. 右クリックして、コンテクストメニューから「新規作成 > 文字列」を選択
  3. 設定名に「mail.server.default.applyIncomingFilters」と入力して確定
  4. 値に「true」と入力して確定
  5. about:configの画面を閉じる。

設定を消したいときは、上の手順でabout:configを呼び出し、画面上部のフィルタ欄に「mail.server.default.applyIncomingFilters」と打ち込むと、設定名が絞られるので、項目を選択してから右クリックでコンテクストメニューを呼びだし、「リセット」。