Mozilla Flux

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「ソース表示タブ」相当の機能がFirefox本体に実装へ

Firefox Projects(フロントエンド開発の小プロジェクト集)に「View Source in Tab」が加わった。現在のFirefoxでは、Webページのソースを表示する際、別ウィンドウが使われている。だが、それではブラウザのUIを活かすことができないので、戻る・進むはコンテクストメニューを使うことになるし、また、リンク先を別のタブまたはウィンドウに読み込ませることもできない。そこで、独立したタブにソースを表示させようというわけだ。

しかし、当ブログの読者のみなさんならご存じだろう。上記のコンセプトは、まさしくPiroさんの「ソース表示タブ (Source Viewer Tab)」そのものである。プロジェクトページの筆者がMozillaのRyan Flint氏である点をみても、まだ担当者もスケジュールも決まっていないとはいえ、将来的にFirefoxに採用される可能性は非常に高い。Flint氏が同等の機能を提供するアドオンを調査していないとは思えず、ソース表示タブの有用性が評価されたとみてよいのではないか。

ただ、プロジェクトページにその旨の言及はなく、あるのはBugzillaの関連バグの一覧だけ。「可能な個所はcontent scriptで機能を実現する」との記述もあるが、間違ってもクレジットを付さずにコードを流用したなどと疑われないようにしてほしいものだ。