Mozilla Flux

Mozilla関係の情報に特化したブログです。

Ubiquity 0.5がもうすぐ登場

コマンドの国際化に対応した新しいパーザを搭載するUbiquity 0.5が、米国時間の6月22〜23日にリリースされる。新しいロードマップが公開されたことで、明らかになった。

新バージョンでは、まず、英語・日本語・デンマーク語をサポートし、今後のバージョンアップで対応言語を増やしていく。コマンドは整理されてハイフンを使わなくなり、インタラクティブなチュートリアルを加えたことで、新規ユーザーに対する敷居を下げた。

Ubiquityが重視しているのは、疑似自然言語の処理を用いたユーザーインターフェイスの提供、場所ではなくユーザーがやりたいことを中心に据える「Webの動詞化」、そしてこれらがエンドユーザーにもたらすWebブラウジングの効率アップだ。以降のバージョンでもこの三つを強化していく。流れとしては、0.5→0.5.1→0.6→0.6.1→0.7といったように、メジャーアップデートとマイナーアップデートを交互に繰り返す形になる。

なお、0.5ではインフラ整備に力を注いだので、0.6ではエンドユーザーの目に見えるメリットを提供したいそうだ。