ラウンド2のデザインを経て、Mozilla.orgのリニューアル案も第三弾となった。
前の案に対するフィードバックに関して、挙げられていたポイントは二点である。一つは、ページをすっきりさせること。デザインを絞り、余分な情報は別のページに回すことで対処するとされた。もう一つは、共産主義を想起させないようにすること。紅い星の図柄が入っているなどの理由で、そうした意見が出たらしい。もちろん意図的なものではなかったのだが、デザイン上配慮することになった。
フィードバックをもとに作成されたのが次のデザインだ。ページ内容を整理してファーストビューの印象をすっきりしたものにし、赤を基調とした図柄にはオレンジを添えた。
また、今回のサンプルの特徴は、画面の幅を変えても情報が欠けないようにした点にある。デスクトップ／ノートPCだけでなく、ネットブックや携帯電話から閲覧しても大丈夫なようにとの配慮だ。現在三つのテンプレートが用意されていて、JavaScriptやCSSを駆使した試行錯誤の様子を目にできる。やはり簡単にはいかないらしい。
とはいえ、どうやらデザインは固まってきたようなので、次の案が最終案かもしれない。
