Mozillaに関する多種多様なトピックを、おのおの短い記事にまとめた上で一本に編集したもの。不定期に連載予定。
- Firefox 3.5のXMLHttpRequest
- クロスサイトHTTPリクエストに対応したほか、「progress」というイベントが提供され、リクエストの進行状況を追跡できるようになった。blog.mozbox.orgで公開されたデモは、それらの新機能を利用したプログレスバーを見せてくれる。
- Firefox 3.5 beta 4の対応言語
- 70ロケールになる予定。正式版までにはさらに増えるらしい。
- AMOのアドオン表示順
- Mozilla Add-onsは、最近行われたv5.0.4へのアップデートで、ソート方法に改善を加えた。レーティングの値を基礎にしつつも、レーティング総数も考慮するようになった。たとえば、1000ユーザーがレーティングを付け、平均値が4.5のアドオンは、数人が5.0を付けたアドオンよりも上位に表示される。
- Web StorageのSQLをどうするか
- HTML5はWeb Storageと呼ばれる規格を採用し、WebアプリケーションがSQLデータベースを操作してデータを保存できるようにする。オフライン、オンラインの双方でだ。しかし、実装のレベルでは、互換性の問題を考えねばならない。たとえば、Firefoxが採用するSQLiteをバックエンドにした場合、他のバックエンドからそのデータベースを読み書きできない可能性が高い。標準規格がないと利用がかなり制限されるだろう。
- support.mozilla.comの利用者
- 毎月1200万人のユニークビジターがあり、毎週約2000人がフォーラムとライブチャットでサポートを受けて問題を解決している。そして、毎日1000人以上が、ナレッジベースの記事でFirefoxの問題を解決したと報告している。