Mozilla Flux

Mozilla関係の情報に特化したブログです。

Firefox 3.1はBeta 4からFirefox 3.5に名称を変更

昨日のFirefox Product Delivery Meetingでの決定を受けて、Mozilla Corporationの技術担当副社長Mike Shaver氏は、Firefox 3.1の名称をBeta 4からはFirefox 3.5に変更すると発表した。

この流れに合わせてTrunkは3.2a1preから3.6a1preへと変更されたが、これは3.5の次が3.6になることを意味するものではない。また、3.1から3.5に改称された点についても、Shaver氏は、あくまで現在の開発状況を踏まえたにすぎず、新機能が追加されるわけではないと念を押している。なお、GeckoのバージョンはTrunk、Branchともに維持される。

発表に従えば、「Firefox 3.5 Beta 4」がリリースされるのだから、その開発版であるShiretokoは、3.5b4preとなるのが自然だ。ところが、実際は3.1b4preと表示される。これは誤記ではなく、"Bug 475077 - Tracking bug for Build and Release of Firefox 3.1b3"をみると、いったん3.5b4preとしたパッチをわざわざ作り直している。

理由は不明だが、「3.1b4preを経由して」とか、「当面はこれへと引き上げる」といった文言が見えるので、Firefox 3.1 Beta 3がリリースされた時点で3.5b4preに切り替えるのかもしれない。