"Hiding History with userChrome"で紹介されていたテクニック。Firefox 3では、訪問頻度の高いページや、ユーザーがタイプした文字にマッチするページの一覧をロケーションバーに表示する仕組みになっているが、その際、URLやタイトルに特定のキーワードが含まれているページを除外する方法がある。
userChrome.cssにユーザースタイルシートを書き込むものなのだが、Stylishでグローバルスタイルを設定するほうが簡単。両者の関係などについては説明を省くので、『ユーザスタイルシートによるカスタマイズ(1)』や『デバッグCSSはStylishを使うとすこぶる便利な件』を別途ご覧いただきたい。
サンプルは次のとおり。
.autocomplete-richlistitem[url*="facebook"], .autocomplete-richlistitem[title*="CaSe SeNSiTiVe"], .autocomplete-richlistitem[url^="https://"] { display: none; }
一行目はURLに「facebook」が含まれるものを除き、二行目はタイトルに「CaSe SeNSiTiVe」が含まれるものを除き、三行目は「https://」で始まるURLを除く。「」内を表示させたくないページに合わせてカスタマイズしよう。
なお、この方法は、ページの表示は抑制するものの、リスト表示数との関係では「枠」を使ってしまう。空白しか表示されないケースを避けたければ、about:configからbrowser.urlbar.maxRichResultsの上限を増やすのも手だ。