Mozillaのプロジェクト全体について開発状況を報告し合う会議が毎週開かれている。その結果は、Weekly UpdatesとしてMozilla Wikiに掲載される。2009-02-09版から注目の内容をピックアップ。ただし、バグの数は掲載時点のカウントを参照した。
まずは、Gecko 1.9.1関係。Beta 3のBlockerバグは16個。プラグインに関する1個を除けば、あとはみんなJavaScriptエンジンのバグだ。うちTraceMonkey絡みのものは、解決にまだ2〜4日かかるそうだ。平行して他もパッチが出れば、週末のコードフリーズも視野に入る。また、RC1までに潰すべきBlockerが89個残っているが、これも優に過半数がJavaScriptのもの。
Firefox 3.1のフロントエンドでは、Beta 3に向けて形式的なBlockerが一つ残っているものの、パッチは準備されているので問題ない。RC1までに解決すべきBlockerは28で、2〜3週間で対処できそうだという。目標では、2月23日（米国時間）までに作業を終わらせる。
Thunderbird 3とFennecについては、新しい話題がなかった。
安定版に目を向けると、Firefox 3.0.7の開発は順調だ。3.0.8のスケジュールは今週中に発表されるという。Thunderbird 2.0.0.21のスケジュール発表もやはり今週中だそうだ。
