Mozilla Flux

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Firefoxアップデートのプッシュ第2弾が展開中か

旧バージョンのFirefoxユーザー向けにアップデートをプッシュ」の続報である。公式のアナウンスはないが、米国時間の2014年12月3日から4日にかけて、アドオン・ホットフィックスの第2弾が提供された模様だ(Bug 1061975)。

Mozilla Add-ons(AMO)で公開されているコードによれば、今回も対象となるOSはWindowsのみ。Firefox 10から29までのユーザーに対し、33.1.1が提供される。なのでFirefox ESR 31のユーザーには影響しないし、前回のホットフィックスでFirefox 30にアップデートしたユーザーにも影響しない。

前回のデプロイ時には、最初の24時間のデータが取れないという痛恨のミスがあったものの、各種のデータを総合して、約1150万人のユーザーにホットフィックスがインストールされ、うち600万人がアップデートしたと推計されている。今回は、Firefox 29のユーザーが新たに対象に含まれているとはいえ、前回ほどのインパクトはないだろう。

ホットフィックスを展開してもユーザーがアップデートに至らなかった理由として、ユーザーアカウント制御(UAC)の影響が大きいようだが、その対策やMac版ユーザーへの提供は今後の課題とみられる。