Mozilla Flux

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Mozilla Add-onsには何個のアドオンが存在するのか

Mozilla Add-ons(AMO)のJustin Scott氏が、『How many add-ons are there?』の中で、AMOが管理しているアドオンの個数についてまとめている。それによると、Firefox対応の拡張機能+テーマで、AMOのレビューを経て公開されているものは、2965個(2009年6月12日現在)になるそうだ。

上に掲げた表は、直に転載するのが困難だったので、画像とした。表のステータス欄で、「All」は、AMOのデータベースに登録されている全体を指す。そこからユーザーあるいは管理者が無効にしたものや、不完全とされたものを除いた数字が「Active」に出てくる。そして、Activeの中でAMO編集者のレビューをパスしたものが「Active Public」となる。ここで、実験的なアドオンは、レビューをパスしていないため、「Active」に分類されることに注意してほしい。

また、アドオンタイプ欄の「All」は、拡張機能+テーマのほか、辞書、検索プラグイン、言語パック、プラグインを含む。

こうして一覧を眺めてみると、Firefoxの拡張機能は案外少ないように感じられる。たしかに、レビューをパスしたものが2567個あり、加えて実験的アドオンにも優れたものはあるし、AMOに登録されていないアドオンも少なくない。とはいえ、Firefox 1.0のリリースから既に4年半以上が経過していることや、Google Chromeが拡張機能の分野に進出してくることを考えると、やや心許ない。

やはり、アドオンを豊富にするには、JetpackのFeature(補助機能)を取り込むことが欠かせない。開発促進のため、早くAMOがFeatureをホスティングするようになってほしい。

なお、Thunderbirdのアドオン数はFirefoxの6分の1以下。こちらも本格的なてこ入れが必要かもしれない。