最近GoogleからMozillaに移籍し、FirefoxのUIチームに所属するAlexander Limi氏が、「The future of tabs」というブレインストーミング・セッションへの参加を関係者に呼びかけている。
そこでの問題意識は、たくさんのページで同時に作業するための手段としてタブを使うのは制約が大きくなってきている、というものだ。いかにしてこの問題に対処するかを考えようというのがセッションの主旨である。
ささやかな動きではあるが、FirefoxのUIチームに所属する人物が旗を振っている点に意義がある。Limi氏のコンセプトは『Firefox.nextでタブをサイド側へ』で扱った内容と通じるものがあり、Mozilla LabsのAza Raskin氏の個人的なアイデアという段階から、実現に向けて一歩前進したように見える。