AMO（Mozilla Add-ons）のマイナーアップデート（v5.0.5）に伴い、カテゴリページが新しくなった。内容が整理されて従来よりもずいぶん見やすくなったのだ。ちなみに、この変更はFirefoxだけでなく全アプリケーションに適用される。
たとえば、Firefox Add-onsのフロントページから「タブ」カテゴリをクリックしてみよう。上段にはそのカテゴリのおすすめアドオンがサムネイル付きで紹介されるが、個々の内容はコンパクトにまとめられている。対する下段には「最近追加されたアドオン」、「人気のアドオン」、「評価の高いアドオン」がそれぞれリスト形式で表示される。リストの基本はアドオン名とアイコンだが、「最近追加された〜」であれば追加日、「人気の〜」であれば週間ダウンロード数といったように、項目と結びついたデータも付属しているのが特徴だ。
アドオンの一覧性が大幅に向上した点は評価できる。ただ、おすすめのアドオンの一部で表示がうまくいっていない点は気になる。上の画像ではPiro氏のマルチプルタブハンドラがそうなのだが、マルチバイト文字を含む長い名称だと表示の調節がうまくいかないのかもしれない。今後の修正を待ちたい。
（09/05/02追記）
Alice0775氏が『AMO 改悪だな』で指摘されているが、最小フォントサイズの指定によっては、文字が重なってリストがうまく表示されない（Bug 490975）。筆者の環境では24ポイントに指定すると表示が完全に崩れた。ただ、仕様であり修正の予定はないそうだ。
