Firefox 3.1 Beta 3がリリースされた。サイトは英語版のみだが、日本語版を含め各国語版のダウンロードが可能になっている。また、Beta 2のユーザーに対するアップデートの通知も始まった。
ダウンロードサイトでは、Firefox 3と同様にボタンが付けられているので、日本語版のFirefoxでアクセスすれば、日本語版のBeta 3を簡単にダウンロードできる。この仕様はBeta 3のリリースから数日後に導入するとされていたが、前倒しになったようだ。
新機能や変更点については、Mozilla Developer Newsの記事がまとまっている。翻訳のうえ引用しておく。ただし、Beta 2以降に入った新機能に限定されてはいない。
- 改善された新しいプライベート・ブラウジング・モード。履歴サイドバーから「このサイトの履歴を消去」が行えるようになったことを含む
- 新しいTraceMonkey JavaScriptエンジンのパフォーマンスと安定性が改善
- Webワーカースレッドのサポートに対する改良
- 新しいネイティブJSONのサポート
- Geckoレイアウトエンジンに対する改良。投機的解釈によるコンテンツ・レンダリングの高速化を含む
- <video>と<audio>要素や、W3CのGeolocation API、JavaScriptのクエリーセレクタ、CSS2.1と3のプロパティ、SVGトランスフォームそしてオフラインアプリケーションなど、新しいWebテクノロジーのサポート
当ブログでは、開発動向をその都度記事にしてきたので、新たに付け加えることは特にない。最後に関連記事を掲げておくので、そちらを参照されたい。
