Scene Side Bの『.NETとFirefox』で"How to remove Microsoft .NET Assistant from Firefox"が紹介されている。いい情報なのだけれど、あいにく英文だ。しかも本題に入るまでが長い。要点を訳して覚え書きとする。
Microsoft .NET Framework 3.5をインストールすると、Microsoft .NET Framework Assistant 1.0というアドオンがFirefoxに勝手に入る。ユーザーエージェント名にインストール済みの.NET Frameworkのバージョンを加えてくるのでうっとうしい。ところが、アドオンマネージャからはアンインストールできない。次の方法で対処しよう。
- 「C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v3.5\Windows Foundation Presentation\DotNetAssistantExtension」というフォルダを開く。
- フォルダ内のファイルを移動、リネームあるいは削除する。
- Firefoxを起動し、about:configの管理画面から「general.useragent.extra.microsoftdotnet」という設定名を探す。
- 見つかったら右クリックして、コンテクストメニューから「リセット」する。
後半部分は、アドオンが読み込まれなくなっても設定に情報が残っているため、これを削除するもの。
以上とは別の対処法もあるが、レジストリをいじるので多少リスキーだ。
- スタートメニューからregedit.exeを起動する。
- 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Mozilla\Firefox\Extensions」へ移動する。
- 名前欄に{20a82645-...}とあるエントリを削除する。
原文にはスクリーンショットがついているので、それも見ながら作業すると吉。
(09/02/21追記)
Microsoft .NET Framework Assistant 1.0の本体を削除するなどしても、アドオンマネージャのリストに残るケースがあるようだ。対処法は、「やってMotors」の『Microsoft .NET Framework Assistant 1.0 の続き』を参照。
(09/05/15追記)
『削除ツールが正式公開』も参照。