Mozilla Flux

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Firefoxのシェアは2009年1月も上昇

NetApplicationsの統計によれば、2009年1月時点におけるFirefoxのマーケットシェアは21.53%。前月の21.34%からわずかとはいえ上昇した。

2008年10月には19.97%だったFirefoxのシェアは、11月に20.78%、12月に21.34%と目立った伸びを見せていた。Asa Dotzler氏は、ブログ記事の中で、この伸びがホリデーシーズンという特殊な事情によるものと見ていた人が多かったと指摘する。特殊事情説とは、仕事場ではInternet Explorerの使用を強いられている人でも、家でFirefoxを利用する時間が長くなる時期だったので、見かけ上のシェアが増えただけだとする厳しい見方だ。もしそれが正しいなら、1月のシェアは下がるはずだ。

しかし実際は、シェアが増えた。1月中にとくに明るい材料があったとは思えない。Firefox 3.1 Beta 2のリリースは12月だったし、3.1正式版のリリース日が決まったわけでもなかった。注目が集まる要素がないのにシェアを伸ばしたのは、純粋にFirefoxが評価されたからだろう。

2月もこのまま堅調にシェアが推移すると予想する。Firefox 3.1 Beta 3のリリースというプラス材料もあることなので。IE8がリリースされるまでは安心して統計を眺めていられそうである。