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Firefox 3.1 Beta 3のコードフリーズが先送り

バックエンドのBlockerバグを潰しきれなかったため、Firefox 3.1 Beta 3のコードフリーズは1月27日11:59pm(PDT:米国太平洋標準時)に延期される見通しだ。丸二日後ろにずれることになる。それに伴い、リリース時期も「2月第一週」へと変更されるようだ。要するに2月2日正午(PDT)の予定はキャンセルになる。

コードフリーズが2日ずれたのであれば、リリースも同様と考えるのが自然だが、2月4日はちょうどFirefox 3.0.6のリリースが予定されている。もともと2月3日だったものを、3.1 Beta 3と連日のリリースになることを避けるため、この日にずらしたという経緯があった。それなら3.1 Beta 3のスケジュール変更に連動して2月3日に戻してもよさそうなものだが、そうした動きは今のところ見られない。

とすれば、3.1 Beta 3のほうが席を譲るつもりなのだろう。つまり、2月6日(PDT)が新たなリリース日に指定される可能性が高い。日本時間では2月7日に当たる。

ただ、コードフリーズがずるずると遅れる事態になれば、そうも言っていられない。この記事を書いている時点で、20個のバグがBlockerに登録されている。リリース日が4日遅れるとみて、1月29日(PDT)中にコードフリーズになればいちおう安心だが、それ以上遅れると、リリースは2月第二週になってしまう。

今回の遅延を踏まえても、正式版のリリースは4月中旬をぎりぎり維持できるとみるが、何とかそのあたりで持ちこたえてほしいものだ。