Mozilla
AMO(Mozilla Add-ons)のマイナーアップデート(v5.0.5)に伴い、カテゴリページが新しくなった。内容が整理されて従来よりもずいぶん見やすくなったのだ。ちなみに、この変更はFirefoxだけでなく全アプリケーションに適用される。 たとえば、Firefox Add-o…
ラウンド2のデザインを経て、Mozilla.orgのリニューアル案も第三弾となった。前の案に対するフィードバックに関して、挙げられていたポイントは二点である。一つは、ページをすっきりさせること。デザインを絞り、余分な情報は別のページに回すことで対処す…
今週はMozilla関連のニュースが少ない。Firefoxのリリースが続いたので一見多いように思うかもしれないが、それは成果物であって、本当に大事なのは開発状況がどうかということ。Mozillaは開発プロセスもオープンにしているので、Mozilla Wikiやニュースグル…
Mozillaのセキュリティチームに所属するJohnathan Nightingale氏いわく、セキュリティ問題を測るうえで欠かせない3つの要素があるという(『Measure What Matters - The SEC Essentials』)。Severity(深刻さ)、Exposure Window(露出期間)そしてComplete…
『Firefoxのダウンロードを促進するために』の続報である。en-US版Mozilla.comのFirefoxダウンロードページ(all.htmlとは別)にて、アクセスしたWebブラウザに合わせてページを変化させるテストが実施された。対象はFirefoxの各バージョンと、Internet Expl…
Bugzillaとは、Mozillaが開発しているWebベースのバグ管理システムのことで、プログラムの名称だ。FirefoxやThunderbirdなどの開発に利用されているが、こちらの具体的に実装されたものは、Bugzilla@Mozillaと呼んで区別される。プログラムとしてのBugzilla…
はてなブックマークのホットエントリで見つけた『C-teamで作るバナー広告の効果がスゴすぎてひいた話』(ロケスタ社長日記)を読んだ。バナー広告を200個くらい用意して、審査を通ったものを出稿先に表示し、いろいろ調整しながら効果が最適のものを選び出す…
当初勘違いしたまま記事を書いてアップしてしまった。フィードリーダーでご覧になっている方の一部にはそれが配信されているのだが、内容に大きな誤りがあるので取り消したい。サイトからは旧記事を削除した。ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。『a…
FirefoxなどMozillaの製品はBugzillaというシステムでバグを管理しているのだが、そのBugzilla@Mozillaではバグのステータスとして、次のようなものを割り当てている。 UNCONFIRMED NEW ASSIGNED RESOLVED VERIFIED REOPENED 詳細を知りたい方は、MDCの『バ…
Mozilla.comの英語(en-US)版では、ユーザーがFirefoxのダウンロードボタンをクリックした後に表示されるページの内容が更新された。まずは新画面を見てほしい。 何が変わったのだろうか。まず、ページにFirefoxのロゴを入れた。新規ユーザーにFirefoxとい…
米国時間で4月9日にMozilla Add-ons(AMO)のアップデート(5.0.4)が予定されている。その際、実験的アドオンのインストールプロセスが変更される予定だ(Bug 441739)。 具体的には、AMOのアカウントを取得しなくても、実験的アドオンのインストールが可能…
Mozilla Japanのdynamisさんが、Yahoo! Pipesのサービスを使って、"Mozilla Extension Developers"なるものを作ったようだ。説明書きにはこう書いてある。 日本の Mozilla 拡張機能開発者のブログなどから、拡張機能に関する投稿を集めました。検索対象の追…
その1に引き続き、Mozilla.orgの新しいリニューアル案を紹介する。前回提示された三つのコンセプトに対しては大きな反響があり、ラウンド2のデザインは、そのフィードバックも踏まえて作成された。今回提案されたコンセプトは一つだけだが、具体的なデザイ…
Mozilla Add-ons(AMO)を訪れると、「スタッフのおすすめ」アドオンを毎回目にする。これは、8000近いアドオンの中からスタッフが厳選した40個をもとに、ランダムでピックアップされたものだ。ワンクリックで「おすすめのアドオン」の一覧をチェックできる…
日本にはMozilla JapanのWebサイトがあるので意識されにくいが、Firefoxのダウンロードページを自前で用意している国はそれほど多くない。Mozilla Foundationの公式アフィリエイトは、Mozilla JapanのほかにMozilla EuropeとMozilla Chinaだけなので、それら…
以前『落ち穂拾い #8』で紹介した、Mozilla.orgのリニューアルだが、早々とデザイン案が登場した。たんなるイラストではなく、モックアップを実際にサーバーで稼働させている点がポイントだ。三つのコンセプトに基づき、それぞれ別のデザイン案ができあがっ…
Mozillaは、近々en-US版のMozilla.comサイトで、新しいダウンロードページのテストを実施する予定だ。テストの内容は、ユーザーが使っているWebブラウザに合わせてページを変化させた場合、どのような反応が得られるかというもの。具体的には、Internet Expl…
事の発端は、欧州委員会(European Commission)がMicrosoftに異議告知書を送ったことにある。Internet Explorer(IE)をWindowsにバンドルして配布することが、Webブラウザ間の市場競争を阻害し、欧州共同体競争法(ローマ条約82条)に違反しているとの予備…
FirefoxなどのMozilla製品は、日々の開発において、Tinderboxというビルドシステムで作られ、Talosというパフォーマンステストシステムで性能をチェックされる。テスト結果は、グラフサーバーに表示されるのだが、従来はこの性能がイマイチだった。最大の原…
開発の進捗状況を紹介する際、当ブログではよくP1とかP2といった表現を使っている。Pは"Priority"の略で、数が若いほど優先順位が高い。しかし、その意味するところをちゃんと説明せずにきてしまった。最近、Mozillaの主要開発者の一人であるDavid Baron氏が…
『EV SSL証明書の普及が偽証明書を防ぐ』では、MD5アルゴリズムに脆弱性が発見され、これで署名されたSSL証明書に偽造の危険があると述べた。では、実際のところ、MD5署名のSSL証明書はどの程度の割合で存在しているのだろうか。Firefoxのセキュリティ責任者…
米国東部時間で1月23日午前9時より、Trunk(mozilla-central)にパッチをチェックインするルールが、一時的に厳しくなる。Branch(mozilla-1.9.1)への投入と同レベルのものが要求されるようだ("Closing mozilla trunk for Firefox 3.1 Beta 3 code freeze"…
Mozillaの使命に沿って製品と技術を進化させるにはどうすればよいか。この問題意識に基づき、Mozilla Foundationの会長であるMitchell Baker氏が2010年末までの目標を定めた。FirefoxもThunderbirdもMozilla Foundationの子会社がリリースする製品なので、開…
10日以上前のことになるが、Mozillaがセキュリティに関する警告を出した。MD5ハッシュアルゴリズムに脆弱性が見つかり、一部のSSL証明書が偽造される危険があるというのだ。MD5は、電子署名に用いられる技術で、たとえばSSL証明書などのデータについて、これ…
Firefox 3のリリースに合わせて、Mozilla.comはWebサイトのデザインを変更した。つまり現在のデザインのことだが、背景にはどういった意図があったのだろうか。以下は、企画者が語ったMozilla.comについての話を下敷きにしているが、Mozilla Japanも同じデザ…
フォクすけとは、Firefoxのプロモーション活動を促進するために考案された、日本発のマスコットキャラクターだ。「フォクすけのFirefox情報局」では、このキャラクターをあしらった壁紙やテーマが配布されている。本家Mozilla Linksの筆者もこの壁紙が大のお…
やや旧聞に属するけれど、Mozilla Add-ons (AMO)の開発者Justin Scott氏が2008年9月にアドオンに関するランキングを発表した。それによると、2004年以来addons.mozilla.orgからダウンロードされたアドオンを集計したところ、累計ダウンロード数は、次のよう…